お知らせ

ペットに関する新型コロナウイルス情報について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げますとともに、
罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、感染拡大の防止にご尽力されている医療関係者をはじめとした多くの皆さまに心から感謝申し上げます。

5月4日に緊急事態宣言の延長が表明されてから一週間が経とうとしています。
毎日報道される感染者数もここ数日減少傾向にありますが、一つ一つの情報に振り回されないよう今は客観的な判断や冷静さが必要な時期なのかもしれません。
現時点で東京都獣医師会から発信されてるペットに関する情報についてまとめてみました。

Q 新型コロナウイルスはペット(犬や猫)にうつるか?

A 香港やベルギーで犬や猫、またNYの動物園のトラ、ライオンから陽性反応が出たなど新型コロナウイルスが犬および猫にうつる可能性を示しているが新型コロナウイルス感染症はヒトからヒトへ感染する病気であり、ヒトからペットに感染した(ペットからウイルスが検出された)としても、さらにそのペットがヒトに病気を移す可能性は限りなく低いと考えられている。

Q 犬の散歩や運動ではどんなことに気を付けたらよいか?

A 犬の散歩や運動については続けてOK。
ただし、人や犬が多数集まる公園などに連れていくのは避けるべきで、人込みを避けたルートを選び、飼い主同士の立ち話は避け通行人や他の動物とは1.8メートル程度の距離を保つようにする。
ドッグランの利用は人や犬が集まる場所になりますので、できるだけ控えた方が良い。

Q 犬や猫にも「コロナウイルス感染症」があると聞いたことがあるが人にもうつるか?

A 犬や猫にも固有のコロナウイルス感染症があるが、「種特異性」が高いため、これまで犬猫で報告されている「コロナウイルス感染症」が、ヒトを含めた他の種の動物に感染したという報告はない。

Q コロナウイルスに感染した。ペットとどう接すればよいか?

A ご自身が入院される場合は、ご家族など他にペットの世話をしてくださる方にお世話をお願いする。
自宅で療養される場合にはペットの体表にウイルスが付着しないようにするために、療養中の部屋にペットを出入りさせない。
ご自宅で世話することができない場合は信頼できる方になるべく早くお預けする方が良い。
ペットとの別れが辛いからといっても我慢して、抱きしめたりしないよう注意する。

Q 飼っているペットが新型コロナウイルスに感染したのではないかと心配。

A ご自身が感染者でない限り、ペットへの感染を心配する必要性は少ない。
新型コロナウイルスに感染していた人とペットが濃厚に接触したことが分かっていて、その後ペットの体調が悪くなった、という場合には、かかりつけの動物病院に電話をする。

上記の情報は東京都獣医師会のQ&Aを簡略化して引用したものです。
詳細は東京都獣医師会HPをご参照ください。

公益社団法人東京都獣医師会 新型コロナウイルスQ&A
https://www.tvma.or.jp/public/2020/04/post-66.html

一日も早く穏やかな日常が戻ることを心からお祈り申し上げます。

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